全仏オープン2019が終わりましたね。
2019年の全仏オープンは個人的にとても楽しかったです。
理由はロジャー・フェデラーが4年ぶりに出場したから。
そして錦織圭がベスト8まで勝ち進んだから。
フェデラーは来年もまた出場するとは言えないと準決勝後の記者会見で答えました。
それでも、ナダル対フェデラーの準決勝後に観客が総立ちで
フェデラーコールを行ったことには感銘を受けたと後にツィッターでもつぶやいていましたね。
心配していた怪我もないので、今度は得意な芝で活躍してほしいところです。
全仏オープン2019男子優勝は
決勝の相手はドミニク・ティームです。
2年連続決勝で戦うことになった二人。
2018年ではティームがストレートで負けて
まったく歯が立たないという印象でした。
2019年は2セットめを7-5でティームが取りました。
1セット目を競った内容で確実に力をつけているのがわかります。
ティームは準決勝ジョコビッチ戦が天候不良のため
2日がかりになってしまったことが不運でしたね。
ナダルのほうが日程どおり準決勝を終えることができ決勝戦まで1日空きましたが、
ティームのほうが決勝戦まで休みなしになってしまいました。
ティーム陣営のマスーコーチは決勝戦を一日遅らせることを要望しましたが
これはちょっと違うと思います。
それをいったら最終試合になって翌日に順延になってしまった選手はみな文句を言いたいですよね。
我らが錦織圭選手もペール戦のあと1日休養があればもう少しナダルといい試合ができたかもしれません。
なのでこういった要望は言わなきゃ損かもしれないので主張したのでしょうが
言ってほしくなかったかなというのが素直な感想です。
こういった運もなければグランドスラム制覇は難しいです。
とはいってもティームが準決勝でジョコビッチを破ったのは見事です。
ジョコビッチは天候の悪さから1セット目を完全に投げていました。
ナンバーワンとしてふさわしくない試合内容でしたね。
決勝戦の内容
2セット目まではティームが踏ん張っていましたが
3セット目の1ゲーム目ちょっとの気の緩みでナダルにブレークを許してしまいました。
これで3セットめは取り戻せず6-1でナダル。
4セット目も流石に疲れが見えたティーム。
こちらも途中まで踏ん張っていましたが、6-1でゲームセットとなってしまいました。
ナダルが12勝目をあげたわけですが、ティームも確実に力はついています。
絶対はありませんが、取りこぼしがなければまたナダル対ティームの決勝戦をこれからも見る可能性がありそうですね。
マメガクが大好きなテニスもクレーシーズンが終わりました。
いよいよ芝のシーズンが開始です。
また芝シーズンの男子テニスも紹介していきますね!