ストロベリーナイト·サーガもいよいよ後半ですね。
第8話はインビジブルレイン後編です。
映画版ストロベリーナイトの原作がこのインビジブルレインです。
ちょいとややこしいですが。
第8話インビジブルレイン後編感想
犯人はヤナイケントという密告電話がはいりますが、
ヤナイケントの姉が殺害されたときの犯人になってしまったのがヤナイケントの父親でした。
それが誤認逮捕だった可能性が出てきます。
事態をまずいと思った警察は
その事実を隠すためにヤナイケントに触れるな
というひどい命令を出します。
それを黙っていないのが姫川玲子で、彼女は部下に迷惑をかけたくないため単独捜査を始めます。
菊田は、俺たちのことを信用できないのかと単独捜査をする姫川玲子に協力したいと申し出ますが
姫川玲子は聞きいれません。
そしてヤナイケントの周辺を調べていくうちに知り合ったのが
牧田です。
牧田は不動産屋をなのりますが、実は暴力団の幹部。
そして牧田自身も姉のために復讐で人を殺すという過去がありました。
姫川玲子はどこかでその牧田の闇の部分を感じとり、
また自分のなかに潜む心の闇を共鳴させてしまい、二人はどんどん惹かれあっていきます。
そんな姫川玲子の気持ちを感じ取って菊田は切ない気持ちを抱えるのですが
姫川玲子が牧田に惹かれるのを止めることができません。
今回のストロベリーナイト·サーガ版は
菊田と姫川の関係が恋愛として発展したところまで描ききれなかったのが残念でしたね。
また、姫川玲子がなぜ牧田に惹かれるのかが、玲子の過去をあまり詳しく描かなかったため非常に分かりにくいです。
テレビ的に牧田と姫川玲子のラブシーンはやんわりになってますが
事件の被害者だった姫川玲子が、男性と関係を結ぶということの重大性が弱まったのが残念です。
この点が少し薄いのがもったいなく感じました。
深みにはまった玲子でしたが、ヤナイケントの死体が発見されます。
そしてヤナイケントは自殺と結論になってしまいます。
ヤナイケントの死に疑問を抱く玲子。
事件を終わらせようとする上層部に対して反発する玲子、
真犯人にたどり着き、真相にたどり着いたときに再び悲劇が起こるのです。
これがまた残酷であり、辛口なんですよね。
しかし、なんで菊田と姫川の恋愛のような関係を描かなかったんだろうと思います。
これがあるからこそブルーマーダーでの菊田と姫川玲子の関係の変化に重みがあるのになと感じています。
役者の演技は悪くないだけに
演出や脚色がちょっと上手くなかったですね。
まとめ
ストロベリーナイト·サーガも後少しで終了ですね。。
前のキャストが良かったなど
いろいろ批判もあったけど
私はこのキャストも良い‼と感じています。
音楽や主題歌もね。
ただ、残念なのが描写がマイルドになってしまっていることと菊田和男と姫川玲子の描きかた。
描写はコンプライアンスとかあるのでしかたないとして
菊田と姫川玲子の関係は
これだけは変えたらいけなかったのではと思います。
ブルーマーダーでは二人の関係をどう描くんでしょうね(^-^;