ストロベリーナイトサーガも第11話ブルーマーダー後編で終了です。
ミステリー小説を原作にした連属ドラマって最近なかったので、なんやかんやいうても楽しみました。
ブルーマーダーは前回のストロベリーナイトでは映像化されていない初映像化作品。
やっぱり比較するものがないっていうのはいいですね。
結果論かもしれませんが、本作だけのスペシャルドラマにしてもよかったかもしれませんね。
それではストロベリーナイトサーガ最終回第11話ブルーマーダーの後編あらすじと感想をいってみましょ♪
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あらすじ
池袋界隈の裏社会の人間を次々と残虐な手口で殺害するブルーマーダー。
最初はこのブルーマーダーの存在を姫川玲子ら警察は知らなかったのですが、裏社会に関わったある外国籍の女性から手がかりを得ます。
このブルーマーダーの存在と正体がわかったところ、
そしてこのブルーマーダーの存在を調べていた下井警部補が襲撃されたところで前回は終了しました。
このブルーマーダーは元警察官の木野です。
木野は元警察官ということと、木野には独特の正義感があることを見込まれて警察側のスパイになっていたのです。
ところが警察側のスパイであることが誰かから密告された木野は激しいリンチを受けます。
そしてそこから逃走していました。
「自分を売ったのは誰か!?」
その人間に復讐をするためにブルーマーダーは数々の連続殺人を行っていたのです。
ブルーマーダーには手下がいて、その手下のうちの一人が菊田が追っていた脱走犯岩渕時生でした。
ブルーマーダーのことを知らない菊田は岩渕時生が潜伏していると考えられる茅場組を見張っていました。
ブルーマーダーこと木野が警察に捕まったため、気が立った岩渕らに菊田は囚われてしまい、人質になってしまいます。
人質になった菊田を姫川玲子は無事に救うことはできるのか
また木野を陥れた人間を姫川玲子は暴くことができるのか
菊田と姫川玲子の関係はどうなっていくのか・・・
感想
※ドラマを視聴したらまた追記します。
捕らわれた菊田を助けるために単身、茅場組に乗り込んだ姫川玲子。
そして菊田を助けるために自らの過去、心情をさらけ出します。
姫川の過去を知った菊田が静かに流す涙。
ジンときますね。
そして今まで自分の部下には過去をさらけ出すことができなかった姫川玲子が、菊田を助けるために自らの壁をぶち破るところも良かったです。
菊田が姫川に心が引き寄せられても、どうしても感じてしまった姫川との間にあった超えられない壁の正体がわかったとき
菊田と姫川の新たな関係がスタートしたように感じました。
恋人ではないけども姫川玲子にはなくてはならない存在に昇華したのかな。
とはいっても個人的には恋人関係になる二人の話も見たかった気はします。
全作品を通してみて個人的には
今回、菊田を演じる亀梨和也さんと姫川玲子演じる二階堂ふみさんをW主演にしたのは
本ドラマで、ブルーマーダーを一番やりたかったからかなと感じました。
ドラマ制作側の方々も思いきってブルーマーダーだけを連続ドラマにしても良かったかもしれません。
そうすればまた別の評価もあったように思います。
とは言うものの私は本作品のストロベリーナイト·サーガ楽しみに観ました。
終了で寂しいです。
原作ブルーマーダーでは
原作ブルーマーダーでは菊田を救う姫川玲子のとった行動がかっこよく、
また姫川玲子の本心、過去を知った菊田も見どころでした。
あまりネタバレしたくないですが、
菊田を救った姫川玲子が菊田の妻と出くわすシーンがあります。
多くは語らなかった菊田に、姫川玲子のことを聞いてこなかった菊田の妻。
菊田と姫川の会話を聞いたとき妻はなにかを感じ取り、姫川玲子にある言葉を発します。
原作を読んだときは
「にくったらしい!」って思いましたが
妻としては心中穏やかではなかったはずなので
ちょっと気の毒でもありました。
作家の誉田哲也さんのツィッターによると
この菊田の妻役が気に入らなかった菊田ファンがいたようで
すぐ殉職させてください。なんてこともいわれたそうですよ。
かわいそうなキャラクターかもしれませんね。
菊田と姫川は恋人同士にはなれなかったけど
人間としては強い絆に結ばれて、離れがたい存在になったように感じたので
今後も菊田をシリーズに出すためには関係性をこのようにしてしまったのはよかったような気もします。
それでもたまには二人が恋人同士になってもよかったのにと思いますが^^;
まとめ
ストロベリーナイトサーガも第11話で終了しました。
終わるとなると毎週の楽しみがなくなったので少しさびしいです。
また2019夏のドラマで楽しみになるミステリードラマがあるといいのですが。
姫川玲子シリーズの原作はまだまだ続いています。
また他の作品もドラマ化してほしいものです。