ミス・マを犯人に仕立て上げた真犯人もわかり、ミス・マが、どう復讐していくのかが気になりますが
真犯人側も必死です。
ミス・マをやらないと自分達が危ないからです。
どのような結末になったのかまとめていきます。
これまでのあらすじや感想はこちらから♪
第16話あらすじ
ミス・マたちはいよいよ核心に迫りました。
スジを誘拐した実行犯は、マルグが、お世話をしているイルグ親分の息子でした。
口封じのために襲われ、寝たきりになってしまっていました。
でも意識ははっきりとしており、自分に命令した犯人はチャン社長と。
そこにヤン検事が差し向けた追っ手がやって来ます。
ミス・マたちがいた病室までやって来ます。
追手たちはかつてイルグ親分の子分でした。
自分を殺してからにしろと親分に凄まれた追手らは、今回だけといって引き下がります。
ミス・マの復讐を恐れたチャン社長。
海外に逃げようとしたところをヤン検事から止められます。
ヤン検事はチャン社長をミス・マを誘き出すおとりに使うつもりです。
ミス・マたちはチャン社長はおとりと承知で、連れ去ります。
チャン社長から、事件の真相、そしてミンソの遺体がどこにあるのか聞き出すミス・マ。
一方ウンジはイルグ親分からハンテギュ刑事は証拠を別に保管しているはずだと言われ、探しにいきます。
ハンテギュ刑事は事故の時ウジュンの持ち物に証拠の入ったUSBメモリーを忍ばせていました。
途中ヤン検事が差し向けた追手にとらわれそうになりますが、うまく切り抜けます。
それをミス・マに届けるウンジ。
証拠をつかんだミス・マはヤン検事と対決することに。
ミス・マに捕らわれていたチャン社長は、今度はウンジを連れ去って行きました。
幽霊会社バートラムで対決したミス・マとヤン検事。
ウンジの命と引き換えに証拠のUSBメモリーを取り上げます。
そしてミス・マたちが逃げられないように、ウンジを銃で打つのでした。
ヤン検事はミス・マにバートラムと協力しないかと提案してきます。
それに驚くチャン社長。
ヤン検事はミス・マが決心しやすいようにチャン社長を撃ち殺します。
驚くミス・マでしたが、自分の娘を奪っておきながら、悪びれる様子もないヤン検事に対して怒りが爆発。
取っ組み合いあいになります。
そしてバートラムから言われて誘ったが、ミス・マを見るたびに、彼女の娘を殺したことを思い出すので不愉快だったと言います。
それにミス・マは怒り、今まで傷つけられてきた子供たちの顔がよぎります。
真犯人を見つけたら娘がされたように犯人の顔を叩き潰すと言ってヤン検事の顔に花瓶をふりおろしました。
バートラムに、チョン刑事が、やって来ました。
現場に来るとそこには虫の息のヤン検事。
そして側には頭を抱えたミス・マの姿が。
ヤン検事にミス・マを殺すよう命令されるチョン刑事。
しかし彼が撃ったのは。。。
第16話感想
ミス・マの娘、ミンソが事件の被害者になった経緯も回想で説明されました。
自分の娘を偽装誘拐し、自分の妻に罪を着せたチャン社長。
娘の代わりに違う女の子を犠牲にしておきながら、ミンソは無事でいると考えるなんて
何て自分勝手な言い草だと感じましたね。
そんなチャン社長も利用されるだけ利用され、最後は哀れな末路でした。
実行犯のヤン検事に対して、ミス・マは娘がされたように彼女の顔に花瓶を振り下ろします。
でも命までは奪えなかった。。
ヤン検事の息の根を止めたのは、ハンテギュ刑事の後輩、チョン刑事でした。
途中までヤン検事の命令に従ってばかりだったので、チョン刑事がどっちに転ぶのかがひとつの見所かと。
ミス・マの娘、ミンソもウンジの妹スジも戻ってはきません。
それでも復讐の末にあったものは
家族を失った人間が共に悲しみを癒しあいながら、支えあっていく。。。
そんな感じに締めていたので、後味はわるくなかったかなと。
アガサ・クリスティファンとしては原作の事件をもう少し丁寧に描いてほしかったのと
最後の2話あたりが少し急ぎ足だったかなという印象です。
韓流ドラマはミステリーを描いているはずが、どうしても復讐ドラマになりがちです。
その方が人気あるんですかね。
もう少し真犯人探しにドラマがあると良いんですが。
かなり早くから真犯人がわかってしまうので。
ともあれ、ミステリドラマ好きなのでそこそこ楽しめたです。